着物としての役割を終えたそれらが、
職人らの手により新たな命が吹き込まれ
併せ持った伝統と美を引継ぎ
生まれ変わる。
衣として輪廻転生。

お洒落は憧れからはじまる。
ここに世界で唯一無二の「着物ブルゾン」がある。
KIRICSから、あなたの憧れの一着を

着物としての役割を終えたそれらが、職人らの手により新たな命が吹き込まれ、併せ持った伝統と美を引継ぎ、生まれ変わる。
衣として輪廻転生。

お洒落は憧れからはじまる。
ここに世界で唯一無二の「着物ブルゾン」がある。
KIRICSから、あなたの憧れの一着を

KIRICSのこだわり

本当に良いものを選んでいただくため、全ての工程において、
Team KIRICSの職人達はその着物を紡いだ先人に敬意を表しながら、
ひとつひとつ妥協を許さないこだわりと想いをこめて、ものづくりと向き合っています。

お手元に届くまで

  • 着物買付仕入
  • コンセプト・デザイン
  • 着物解き・検反
  • 柄合せ・粗裁ち
  • 洗浄・シミ抜き
  • 藍染 ※1
  • パターン製作
  • 裁断
  • 仮縫・補正
  • 本縫
  • 完成
  • 販売
  • 包装 和紙
  • 箱詰 紙箱 桐箱焼印 ※2
  • 荷造・発送
※1 「藍染」施工の有無は、コンセプト・デザインによる。
※2 「桐箱焼印」は、オプションにて紙箱から変更可。

取り扱う素材となる着物の種類

種類 繊維 仕立
打掛うちかけ 色打掛・白無垢 正絹しょうけん あわせ 刺繍・織・友禅
留袖とめそで 黒留袖・色留袖 正絹・絽 刺繍・織・友禅
打掛うちかけ
種類 色打掛・白無垢
繊維 正絹しょうけん
仕立 あわせ
刺繍・織・友禅
留袖とめそで
種類 黒留袖・色留袖
繊維 正絹・絽
仕立
刺繍・織・友禅
  • 色打掛
  • 白無垢
  • 打掛 絽
  • 黒留袖 絽
  • コンセプト・デザイン~本縫

    着物をほどき、ほつれやシミ・汚れの有無などの生地の状態を確認して、柄(文様)の配置・調和をそこなわず、上品さを保持しつつ、全体形状を決めていく。それに合わせて襟・袖などの色や生地の選定をする。
    縫製部門は、かつて教育現場で洋裁・和裁の技術を伝えていた指導者が、豊富な知識と技術をもって、質の高いものをつくり上げている。
    本縫
  • 洗浄・シミ抜き

    素材となる着物のほとんどは、長期間手入れがされていないためにシミやカビが発生している。
    それらを「特殊シミ抜き」の資格を持つ職人が卓越した技術と最新の設備をもって実施する。
    洗浄・シミ抜き
  • 藍染

    白無垢の打掛を素材として使用する場合に、生地やコンセプトに合わせて3種類の藍染(淡藍、青藍、濃藍)をほどこす。染料の原料となる蓼藍(たであい)を自社栽培している工房が担当する。藍には防虫、防臭、抗菌効果がある。
    藍染
  • 和紙

    越中和紙の一つ「蛭谷紙(びるだんし)」でオリジナルのたとう紙を製作。
    この工房は、古くから伝わる製法と道具で和紙を製造しており、原料となる楮(こうぞ)と黄蜀葵(とろろあおい)を自社栽培している。
    和紙は湿気から衣類を守り、品質を保つ効果がある。
  • 桐箱

    防湿・防虫効果を高めるため、天然素材の「桐(日本国産)」を使用する。アク抜き・乾燥から完成に至る全ての工程を手作業で行っている。(商品の梱包に際して、通常は専用紙箱を使用。オプションで、紙箱から桐箱に変更できる。)
    桐箱
  • 焼印

    桐箱(オプション販売用)のフタ表面に、ロゴマークの焼ごて(鋳造)を焼印する。ひと箱ひと箱に手作業で押印するため、二つとない桐箱が完成する。
    焼印

KIRICSの立ち上げ

背景

かつては結婚式というハレの舞台で主役を彩った打掛。それはその日のためだけにあつらえられたものです。
また結婚式や式典で着られていた留袖は、時代と共に、その姿を見る機会が少なくなりました。そして、打掛や留袖は箪笥の中で眠ってしまっています。また、そのほとんどが活用方法や処分に苦慮されており、カビや埃をかぶっているのが悲しい現実です。さらには、最終的には処分するかリサイクルショップへ・・・。しかし、リサイクルショップの実状は、在庫過多になっており、手に取ってもらえないものは陽の目を見ることなく、廃棄となってしまいます。
こうして眠っていた着物たち、廃棄の一途を辿ろうとしていた着物たちが、価値を取り戻し、生まれ変わるための一端を担えないものかと想いを巡らした結果、現在に至っています。

価格設定について

先人により紡がれた高価な着物の質を落とすことなく、「生まれ変わらせる」という作業にはかなりの日数と労力を要します。そこに注がれた高い技術力、そしてこれから注いでいく技術力には、代替の効かない価値があります。
かつて数十万円から百万円を超えていた着物が、中古市場で安価で流通しているのは、使用機会がなくシミや色褪せのために着用価値が失ったからと考えます。しかし、それは決して着物本来の美しさや注ぎこまれた技術の価値までが失われたわけではないのです。
着物は「生まれ変わる」ことによって、先人らが施した本来の生地の美しさ、刺繍や織、染めの素晴らしさを取り戻し、本来の価値から転生した新たな価値が生まれます。したがって、それに見合う価格を設定させていただいています。

「歴史を刻んできた着物の価値」

+

「生まれ変わらせるために懸けた労力と技術力の価値」

「生まれ変わった着物本体の価値」

この価値を維持するためにも、生まれ変わった姿だけでなく、そこに息づく技術、さらには和文化も伝えることで、その価値や良さを共感していただければ幸いです。良いものを相応しい価格で手に取っていただけるように、スタッフ一同、日々精進いたします。

憧れとステータス

世界に二つとない一点ものであり、その美しさと完成度の高さから、
「お洒落着として持っていたい」「自分の個性にしたい」「羽織って通りを闊歩したい」「普段着として着たおしたい」
等々の想いを巡らせていただければとても嬉しいです。
1980年代の日本国内で、車のCMのキャッチコピーに心躍らせて、誰しもが憧れを抱いていた車がありました。
世界で「着物・KIMONO」への興味・関心が少しずつ高まっている中で、生まれ変わった着物と出会うことにより、「いつかはKIRICSの着物ブルゾン」という“憧れ”の対象になれば本望です。

会社概要

会社名 KIRICS(キリクス)
所在地 〒939-2187 富山県富山市猪谷947 READATZ内
連絡先 Tel. 076-484-9060 Fax. 076-484-9061
Mail yasu@kirics.jp
設立 1995年6月1日
代表 桐井康之 KIRII Yasuyuki
事業内容 ・中古着物の再縫製及び販売
・デザイン企画、製作
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